現象学的に根拠を問う

現象学は、従来にない豊かな可能性を哲学にもたらした。現象学的に根拠を問う時、人は、現象の相関項としての超越論的主観の存在を自覚する。しかし、学の基礎付けはそれで十分なのだろうか。本書は、第一章でエトムント・フッサールの現象学的哲学を、第二章ではマックス・シェーラーの現象学的倫理学を批判的に検討しつつ、第三章で、現象学的還元・構成・破壊をモデルにした目的論的還元・構成・破壊による、現象学、とりわけ実質的価値倫理学の超越論的基礎付けを試みる。 More

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About 永井 俊哉

著作家。インターネットを主な舞台に、新たな知の統合を目指す在野の研究者。専門はシステム論。1965年、京都生まれ。1988年、大阪大学文学部哲学科卒業。1990年、東京大学大学院倫理学専攻修士課程修了。1994年、一橋大学大学院社会学専攻博士後期課程単位修得満期退学。1997年、初めてウェブサイトを立ち上げる。現在、ウェブサイト「永井俊哉ドットコム」を運営している。

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